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ほんのむし。

読んだ小説の紹介2割(ネタバレなし)、小説で動かされた心情と日常を8割で描く、平凡なブログ。

[読了]ハピネス

『ハピネス』  桐野夏生

桐野さん作品、初めて読みました。

ハピネス=幸せ

幸せって、人それぞれ違うんですよね。
幸せは、誰かと比べるものではなくて、自分が納得できる、自信持って生きていられることが幸せなんです。

本作は、人からどう見られているか、ということばかり気にしていて、自分に自信を持てない30代子持ち主婦が、過去の過ちや人間関係に戸惑い、向き合いながら、次第に意志を持って自分なりの幸せの一歩を進める話。

プライドとか、過去とか、意地とか・・
歳をとればとるほど、融通が利かなくなって、自分のステータスを崩せなくて。
悩みも真実も隠して演じる、それも大人なのかな、と度々思いました。

これから自分も働き続けながら子供をもうけ、育てていく。
関わる社会が、会社だけじゃなく子供のコミュニティまで広がって、いろんな自分が形成されていくのだろう。
それが楽しみでもあり、不安でもある。でも、なるようになるし、やっぱり

幸せは自分で決めるしかないですものね!

ハピネス (光文社文庫)

ハピネス (光文社文庫)